新たにはじまる1年の無病息災を祈願しに、神社へ初詣に行く方も多いのではないでしょうか。
冷たい空気を感じながらお賽銭を入れて二拝二拍手一拝…とても気持ちが引き締まりますよね。
今回は大阪府藤井寺市にある、初詣におすすめの神社を2つご紹介します。
それぞれの神社の詳細や行事、アクセス方法などもまとめていますので、藤井寺にお住まいの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
藤井寺で初詣におすすめの神社①葛井寺神社
藤井寺市の名前の由来でもある725年創建の古寺「葛井寺(ふじいでら)」。
こちらに来たら是非見ていただきたいのが、毎月18日にご開帳される秘仏・千手観音菩薩像です。
日本での千手観音菩薩の手は42手が一般的。しかし葛井寺の像はなんと1043本もの手が繊細に彫られており、まさに千手千眼の千手観音を拝むことができます。一つ一つの手に眼が描かれたその細やかで美しい像は、「千手観音像の三代傑作」と呼ばれるほどです。
ちなみにこちらの寺、ちょっと面白い「あかん河内の葛井寺」という昔話もあるのだとか。河内一帯で暴れ者だった藤井安基が、ある日地獄に落とされてしまった。地獄での反省の末、千手観音に蘇生されてこの葛井寺の再建に尽力した…という話。そこから「あかん奴」も「あかん時」も救ってくれる、ありがたいお寺と親しまれています(※「あかん」は大阪弁で「良くない」という意味)。
日本を代表する千手観音像の美しい姿を見つめながらその懐の深さにふれ、心落ち着くひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
葛井寺・千手観音菩薩像
住所
大阪府藤井寺市藤井寺1丁目16−21
お問い合わせ
0729-38-0005
次にご紹介させていただきます、辛国神社は今から千五百年程前、雄略天皇の御代に創設された神社です。
平安時代創設された神社です。
平安時代には官社となり、式内社として人々の尊信を集めてきました。
辛国神社の由緒は諸説ある。雄略天皇の時代(500年頃)に、物部氏が創設したという説や、渡来系氏族の辛国氏が、辛国(韓国)の神を祀った説などが伝えられている。室町時代、河内の守護職、畠山基国は200石を寄進し、奈良の春日大社より春日の神を合祀した。その後、織田信長の時代になって、神社は兵火にあい焼失した。1908年(明治41年)になって、近くにあった長野神社も合祀された。そのため祭神は、物部一族の祖・饒速日命(にぎはやひのみこと)、春日の神・天児屋根命(あめのこやねのみこと)、素戔嗚命(すさのおのみこと)の三神になった。また、長い参道は樹木におおわれ、府の「みどりの百選」に入っている。
〒583-0024
住所:
大阪府藤井寺市藤井寺1丁目19-14
TEL:072-955-2473
(1)近鉄南大阪線「藤井寺駅」から徒歩で
まとめ
大阪府藤井寺市にある、初詣におすすめの神社を2つご紹介しました。
葛井寺神社も辛国神社も、地元の人たちの間でよく知られた由緒ある神社ですので、今年の感謝と新たな1年のご挨拶に、ぜひ参拝してみてくださいね。
私たち株式会社マイルームでは、藤井寺駅周辺の賃貸物件を取り扱っております。
お部屋探しでお困り事などがあれば、当社までお気軽にお問い合わせ下さい。